海と島の暮らし
PJタイトルですです
みんなの応援コメント
テスト送信_上尾
2024年8月5日
応援しています!
テスト送信_いけざわ
2024年8月2日
とても素敵なプロジェクトですね。応援しています。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
3月11日再び輪島市O地区へ
2024/6/27 14:08
活動報告⑤
くしくも、3月11日。
東日本大震災から13年。
気を引き締めて、この日に望みます。
高円寺ニャンダラーズ、あっと!いうまの駆け抜けてきた13年でした。
サポーター皆様のお力添えがあってこそ、続けてこれた13年間かと存じます。
ご支援いただいた沢山のフードをもって、再び能登へと向かいます。
レンタカーに入りきれない程です。
ありがたくて、涙が出ます。
食べるものがなくて、ギリギリで生きている、
能登の子たちに、お腹いっぱい食べて欲しいです。
今回は仕事の都合が付かず、一泊での能登入りです。
弾丸で申し訳ないです。
それでも、やれる事は全て、やらせて頂きます。
一歩でも前へ、より良き方向へ。
時間は限られていますが、安全に高速をぶっ飛ばします。
今回の目的は
前回のみーちゃんを保護した輪島市O地区
みーちゃんを通じて知り合った、O地区の皆様と1月以降も、お電話やSNSを通じてお話をさせていただいていました。
他にもお外でご飯を貰って暮らす、猫が数頭いることがわかりました。
猫が残っているとわかれば、居ても立っても居られません。
前回の1月はO地区へ向かう、全ての道が通行止めでした。
今回、住民様にヒアリングをした結果、海側は山が崩れて復旧までには、まだまだ時間がかかり1月のままの現状だそうです。
山側はなんとか車一台分の道が、整備され確保出来ているらしいとのことでした。
これも、行ってみなくてはわかりません。
前回は夜中でしたが、パイロンを越えて歩いて道の先を確認しましたが、山が崩れていて、前に進むことが出来ませんでした。
今回「通行止め」の看板は出ているものの、道の先を歩いて確認すると進めそうです!
車が大きいため、崖スレスレですが通り抜けることが出来ました。
やっとの思いでO地区へ!
前回の目標として、置いてきたタヌキさんとカエルさんがお出迎え。
地区内は相変わらずの静寂です。
ただ、人が帰って来ている気配があります。
発電機が回っているお宅もありました。
前回、もしもに備えて餌場は作って帰りました。
そのポイントに捕獲器を仕掛けます。
猫がいそうな場所も入念にチェックします。
雪に足跡はないか、砂地に糞は落ちないか。
オシッコの匂いはしないか。
木に絡まった毛などはないか。
などなど、入念に地区内をチェックします。
いました!
こちらを見ている、白い猫が1頭。
と思いきや、大根を洗うご婦人が。
なんと!人がいました。
詳しくお話をお聴きしました。
1月1日。地震の後に、ご婦人は愛猫を残して避難されたそうです。
猫の名前は「ミルクちゃん」
避難生活中はミルクちゃんが、心配で心配でいても立ってもいられず、道が通じると直ぐに帰還し、ガスも水道も電気もない地区内で、ミルクちゃんと暮らしているそうです。
他にもいる、お外で暮らす飼い主のいない猫が2匹。
この、ご婦人がご飯をあげてくださっていました。
「ミルクは心臓が悪いから、昨日も軽トラを運転して輪島の動物病院に行ったのよ」とご婦人が仰っていました。
あの、やっと通って来た、山崩れのあった山道を動物病院まで、通っているんです。
素晴らしい猫愛です。
支援者みなさまから、お預かりした支援フードをお渡しさせて頂きました。
今後、何か猫のことで、お困りごとが出来ましたら、必ずお電話いただける様にお話をさせて頂き、O地区を後にしました。
その後は、次の目的地に向けて山を降ります。
輪島の市内を通ります。
2ヶ月経ちますが、町の中は震災当日のまま。
火災のあった輪島朝市を通りましたので、黙祷を捧げさせて頂きました。
陽が落ちて来ました。
先を急ぎます。
そして夜になり、次の目的地の珠洲にやっと到着。
珠洲でも、孤立集落に取り残された猫の案件を、何件か情報を頂いています。
なんとか、ルートだけでも確保出来ないか、暗闇の中で右往左往します。
漆黒の闇で、人っこ1人いません。
輪島も酷い被害でしたが、珠洲は比べられないほど。
地震の影響で街全体が破壊されまくっています。
次回から、珠洲でのレスキュー活動をご報告させて頂きます。
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