finalゴール500万円達成しました！

6月2日から挑戦をはじめたクラファンが、
おかげさまで無事に達成いたしました‼

決して、、簡単じゃなかった…
みんなで歩んだ道のりです。

みんなの想いが、
つながって、つながって、
もう、本当にありがたかったです✨

私たちに共感してくださった、
多くの皆さまへ…
ありがとうございました‼

はじめに。

「孤独のない社会を創るために！！」

家族がいても、組織に所属していても、恋人や友人、周りに人がいたとしても、、、、

漠然とした不安に苛まれたり、どうしようもなく寂しい日や、ただ何となく人と話したい時に、安心していられる”心の拠り所”のような場所や、”利害を気にせず”に話ができる相手がほしいと思ったことはありませんか？

孤独は本人の感じ方次第なのだから、孤立ほど深刻な問題ではないと言われますが本当にそうなのでしょうか。

私たちは、北九州市の門司港という港町でビル一棟を全面改装して、「孤独の解決」と「経済活動」を可能にするコミュニティ型共同住宅『POSTO＆Co.』を創ります！！

”生き心地が良い”と思えるコミュニティがあれば、望まない孤独をなくし温かい社会が創れるのではないか？と考えています。

ぜひ皆さまに、このプロジェクトへのご参画と応援をいただけましたら嬉しいです。

◆なぜ、孤独をなくしたいのか？

プロジェクト発起人の小野です。私は、『孤独のない世界を創りたい』という想いから14年前に起業し、会員制レンタルオフィス・コワーキング（東京・福岡計3拠点）と約5000名が集う女性起業家のコミュニティや社会起業家支援コミュニティ『（一社）リエートス』を運営しています。

プライベートでは、約20年間シングルマザーとしてわが子を育ててきた経験もあります。

私が感じた孤独とは

私が感じた「子育ての孤独」や、就活未経験者として感じた「社会との距離感」、また経済的にも自立しなければならない状況の中で身に染みて感じた「孤独や孤立」への対処や、周りの助けを借りることで解決できた経験を、何とか”仕組み”にして、同じ境遇で困っている人の助けになりたいと考えたからです。

◆プロジェクトの原点「血縁から結縁」へ 

学生結婚で就職経験がない私でも、どうにか仕事を見つけて子育てと仕事の両立ができたのは、他でもない周囲の人々の温かい支援があったからです。実家を頼れない私にとって、友人やご近所が家族の代わり。夜は一緒に食卓を囲み、具合が悪ければ誰かが病院へ付き添い、出張の時はお泊りまで子どもの面倒を見てもらいました。

夢を叶えるために貧乏留学生となった娘を支えたのも家族以上に愛情を注いでくれたホストファミリーです。

望まない孤独とは

運営を始めて14年目を迎えるレンタルオフとス・コワーキングでは、起業家の事業が軌道に乗るように経営サポートも行ってきました。事業が軌道に乗り起業家が経済的に自立することは、社会からの孤立を防ぐひとつの方法だと考えていたからです。

とはいえ、「起業」という選択は必ずしも家族の賛同を得られるものばかりとは限りません。起業をきっかけにして家族と離別した人もおり、同僚や上司もなく、案外「孤独」に陥りやすいのです。だからこそ、孤軍奮闘にならないための“コミュニティ”を創り、人との繋がりを大切に育んできました。

◆コミュニティの変化

そうして、コミュニティの運営が６年目を過ぎた頃からでしょうか。

起業家の課題は起業や経済活動だけでなく、健康に関する問題（ケガや病気）、家族の問題（介護やトラブル）など、一人で暮らすこと自体で起きている（おひとり様の）課題のご相談が徐々に増えてきたのです。
身体の不調から経済活動が止まってしまったり、孤独死という悲しい現実に直面することも、数件…。

私たちは「Work」時間の共有だけでなく「Life」まで共有時間を延ばす必要性を感じるようになりました。

コレクティブハウスという発想

◆孤独の解決策として

私たちの経験や調査から、孤独の問題を解消するには「働く・活動する」場面だけでなく「暮らす」場面でもゆるやかに人と繋がることが必要だとわかりましたが、関わり方のバランスは人それぞれ。

そこで、自分らしさ（プライバシー）と共有（連帯）を同時に実現できる”コレクティブハウス”という北欧発信の住宅形態をモデルにしたコミュニティ型共同住宅を創ろうというプロジェクトを立ち上げました！

◆生みだされる付加価値

私たちが考えた『POSTO＆Co.』では、コレクティブハウスの形態に、「起業家」と「コミュニティ」を加えることで、社会課題の解決につながるイノベーションの創出と、生活におけるウェルビーングの醸成ができるのではないかと期待しています。

1階は、住民も地域の人もゆるやかに交流し、活用できる刺激的なスペースです。昼はワークスペースとして使い、夜はホッとできる「みんなのリビング」に早変わり！起業支援や、業務受託の仕組みもあります。

2階は、プライバシーに重点を置いた2DKが二部屋です。トイレとお風呂もそれぞれ個別に完備しています。

3階は、3世帯が暮らせる「シェアハウス」、お試し移住や短期利用などライフスタイルに合わせて暮らせます。

築50年の元郵便局ビル

対象物件は福岡県北九州市にある門司港という港町の一棟ビルをフルリノベーションして誕生します。

１階の広いオープンスペースにあるシャッターを開けると、直ぐに道路に繋がります。

もともとは地元の郵便局でした。（POSTO＆Co.の名前の由来 その1）

2階、3階は住居スペース。レトロモダンな雰囲気を活かしたリノベーションを行っていきます。

屋上テラスは、地域のみんなが集えるBBQや屋上サウナなど遊べる施設にしたいと、楽しいアイデアを募集中です。

現在は空きビルなので壁などはボロボロですが、全面リノベーションを施して、一棟をまるごと再生していきます。内装作業などの多くはDIYで行い、古さを魅力として活かせるように工夫しながら、門司港に新しい風を吹き込めるリノベーションを。合言葉は「目指せ、パリのアパルトマン」です！

近況のご報告

第2回目のDIYイベントも大盛況で終わりました！

床をはいだり、畳を運び出したり、
みんなで力を合わせて汗をかきながらのイベントです。

「あ～っ　楽しかった～！」と、
近くの銭湯で汗を流したその後は、、✨✨

北九州市や門司港からだけでなく、
福岡や東京からも応援に駆けつけてくれた
様々な仲間たちと和やかにBBQを楽しみました。

マザーテレサが来日した時の言葉が忘れられず、
20代からずっと孤独の解決方法を考えていた。
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日本には絶対的な貧困はないが、
深刻な孤独がある。
それは、早急に解決すべき問題だ。
———————————-

そんなＹさんのお話しに…
こんな風にゆるやかなつながり
（コミュニティ）がある暮し（環境）と
持続可能な経済活動があれば孤独は解決できそうだね。

みんなで共感した一夜です。

はじめてのイベントは、何もない１階フロアに丸椅子を置いてのトークセッション。

プロジェクトメンバーに加えて、一級建築士であり友人の若林拓也さんの著書と事例をもとにリノベーション物件における「コミュニティスペース」の創り方について、また「それぞれの孤独について」など語り合いました。

続いて、DIY！！

１階の床をみんなで剥がすことで、開かずの扉を開けるとうミッションに全員でチャレンジします。開かずの扉の中は郵便局時代にあった金庫と聞いて、、大いにに盛り上がりました。

何より、遠方から集まってくれた力強い友人たちと菊池さんが声をかけてくれた門司港の人たちが一緒になって、DIYをする姿にコレクティブな関係の第一歩を感じることができて、嬉しかった。

みんなの笑顔に勇気をもらった一日です。（本当に、ありがとうございました！）

力強い応援団です‼

■イベント参加者のインタビューはこちらをご覧ください。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLal-jJ00-5h-IK7fQZjcbeskSe23VjKHS

門司港の面白さ

本州と九州の玄関口、そして、有数の港町として日本の近代化を支えたのが、今回の舞台となる門司港という街です。門司港レトロなど、観光地として認知される方も多いのではないでしょうか？

◆門司港がかかえる社会課題

レトロ地区の周辺を離れると、シャッター商店街や空き家も目立ちます。さらには、全国の政令指定市の中で最も高い【31％】という高齢化率があり、まさに社会課題に直面している街であるとも言えます。

それでも、実際に門司港を訪れてみると、驚くほど活気が溢れていたりします。港町特有の風通しの良さ。高齢でも元気に商売をするおじいちゃん、おばあちゃん。シャッター商店街の中に、ぽつんぽつんと独自の空気感を醸し出すお店と若者たち。門司港の街に息づく黒田征太郎さんのアートも。

◆奇跡のような出会いへ

私たちが、記念すべき第一号の物件を門司港に決めたのは、圧倒的な熱量で地元門司港のために活動している菊池さんと池上さんに出会ったから。

「高齢化の何が悪いの？」と、高齢化を問題ではなく“街の資産”と考え、地元の魅力を発信しながら多様な人が活躍できる場をつくっています。菊池さんの取り組み詳細はこちら　

菊池さんとは初対面で意気投合、私たちの活動にも大いに共感してくれました。菊池さんが運営するゲストハウス『PORTO』に肖って共同住宅の名前を『POSTO＆Co.』と名付けたのです。（POSTO＆Co.の名前の由来その2）

未来へ　　　　　　　　　　

『POSTO＆Co.』プロジェクトは、孤独のない温かい社会を目指して、

ひとりひとりが、自分らしく幸せに暮らせる文化を日本中に展開していきたいと考えています！

◆『＆Co.』に込めた想いとは

既存の暮らし方に4つの”Co.”を組み合わせる「新しい暮らし方」の提案。

（Co.には、共同や相互、仲間という意味があり、
さらに（Community・CoWorking・Coliving・Collaboration）を加えます。　

人と人とが、ゆるやかに関わり、励まし合い、支え合えあう…
それぞれにあった幸せが追求できる。それぞれにあった自立ができる。
「弧」から「Co.」へ。
そういう、「場所」を創りたいのです！　

支援の使い道

目標金額：合計300万円（final500万円）

建物の改修費用としては、約1,000万円～1,500万円を予定しています。700万円は確保できていますが、このプロジェクトを実現するためには、最低でも残り300万円が必要です。また、内装工事だけでなくコワーキングやコリビングに必要な家具や備品の調達にも予算も足りません。

何とぞ活動趣旨にご理解をいただき、ぜひご支援を賜わりたく宜しくお願い申し上げます。

リターンについて

リターンは、今回実現する暮らし方や門司港のことを知り、体験して、楽しんでいただけるイベントなどを中心に企画しました。

・コレクティブな暮らしを体験できる「コモンミール参加チケット」

・門司港の事を楽しく知ってもらえる「門司港巡りツアーチケット」や「門司港特産品チケット」

・実際に宿泊しPOSTO＆CO.を利用していただく「POSTO＆Co.一日体験」や「門司港体験 宿泊チケット（PORTO）」

などなど、滞在したり、暮らしたり、メンバーとして一緒に活動したり、遠方からイベントに参加したり、様々な関わり方のきっかけにしていただければと思います。

さいごに

◆プロジェクトメンバー
（プロジェクトが生まれるまでの物語）

今回のプロジェクトは、小野が経験したシングルマザーが抱える孤独や孤立の問題と、起業家コミュニティを通して浮き彫りになってきた”おひとり様”の課題を解決するために、ずっと心に温めていた想いと“妄想”を、起業仲間である福澤久さんが真剣に受けとめてくれたことで“妄想”が“構想”となり、スタートすることが出来ました。

福澤さんはこう言います。

「私は多様な生き方・働き方を実現したいと思っていたところに小野さんの構想と出会いました。暮らしの中から様々な背景をもった人達が助け合い、支え合える空間を作ることが出来ることにとてもワクワクしています。一人でも多くの人々にこの想いが届き、街そのものがコレクティブな門司港に人が集うきっかけになれば嬉しく思います。」

また、恩師である九州大学特任教授の岡田先生が「休眠預金活用事業」としてのチャレンジを薦めてくださったことも大きなきっかけです。様々な人のお力をお借りする中で、想いに共感してくれる人がひとり、またひとりと増えて行き、「門司港」の物件オーナー池上さんとポルトの菊池さんという奇跡のようなご縁へと繋がりました。

トラストの佐古さんも「おひとり様」当事者として、仕事を超えた共感をベースに全力で取り組んでいます。牛島さんも自身の経験や不動産、リノベーションの知識を活かして、事業化に向けて奮闘しています。

◆温かい世界を。

コミュニティ型共同住宅『POSTO＆Co.』プロジェクトはみんなが“自分ごと化”して進んでいるところが最大の特徴かもしれません。それぞれが出来る事や情報を持ち寄って、想いや気持ちを丁寧に擦り合わせながら、お互いを尊重し合い、自然に支え合える心の繋がりが生まれていく。この関係性も今回のプロジェクトで実現したい、一つの形だと思っています。

地域や物件を起点にするのではなく、コミュニティを起点にはじまるこのプロジェクトを、将来的には応援してくださる皆さんの町にも展開していき、日本中の孤独を無くしたい！と思っています。大切に大切に心の中で抱きしめたくなるような、そんな温かさを。みなさんと共有できれば嬉しいです。　　　　　

◆私たちの実績

『ソーシャルビジネスForum2019』を東京都日本橋にてトラストが主催し約2000名を動員
（ムハマド・ユヌス博士・田坂広志氏・スプツニ子！氏・(株)ボーダレス・ジャパン田口氏講演）

　IDEAforGoodへ掲載されました！
https://ideasforgood.jp/2019/12/28/social-business-forum2019/

オルタナ【サスティナブル★セレクション2021】ひとつ星を『ウィズスクエア（トラスト社）』が受賞
オルタナ【サスティナブル★セレクション2021】ひとつ星を『（一社）リエートス』が受賞

日経新聞社へ掲載されました！

西日本新聞へ掲載されました！

九州大学SBRC「ソーシャル・アントレプレナーシップ」講演（福澤/小野）

事業構想大学院大学事業構想研究科「ソーシャルビジネス」講演（福澤/小野）

◆参考

レンタルオフィス・コワーキング「ウィズスクエア日本橋」
ソーシャルグッドなコミュニティスペース「ウィズスクエア福岡」
自分らしく働く社会を実現する「マイソル」

社会起業家コミュニティ「リエートス」

noteでも発信しています！『孤独のない世界を創りたい』YukikaOno

Facebookでも発信しています！https://www.facebook.com/ono.yukika/

本プロジェクトの一環で、コレクティブな暮らしや働き方を発信するwebメディア
「ともに暮らす. com（https://tomonikurasu.com/）を運営しています！
たくさんのみなさんに出演いただき、「どんな働き方をしているか」
そして、「ともに暮らしたい人は？」という質問に答えていただきました。
面白い方々ばかりなので、ぜひご覧ください。